平久保半島共同憲章
伊原間公民館 明石公民館 久宇良公民館 平久保公民館 平野公民館
平久保半島の美しい自然環境と星空を未来に残すために、
憲章を作るに至った思い
1.平久保半島にある五公民館による共同憲章の策定の意味
- 平久保半島の全ての公民館が共同で宣言する事でより強いメッセージとします。
- この憲章を切っ掛けとし、より法的規制のある平久保半島条例設置を目指します。※条例の設置は開発をさせない為のものではなく、利己的で悪質な企業を振るいにかけ、平久保半島の貴重な資源を維持しそれを活かしてくれる優良企業と共に平久保半島をより良い場所にしていこうというものです。
2.地域の発言力の保持と平久保半島ブランドの創出
- この憲章は自然と調和した持続可能な農業や観光を推奨している場所としてブランドの価値を高めます。
- この憲章は平久保半島の夜の暗さを維持する工夫をする事でブランドの価値を高めます。
- この憲章に賛同する開発企業と一緒に取り組むことでより強いブランド価値を演出します。
憲章
私たち平久保半島自治協議会は、以下の憲章を宣言します。この憲章は、地域全体で協力し、持続可能な発展を目指すための指針とします。
第1条(目的)平久保半島の自然環境と景観を保護し、未来の世代にその美しさを引き継ぐことを目的とします。
第2条(星空保護) 平久保半島の星空を保護するため、光害を増やさない取り組みを行い、濃く巨大なアーチを描く天の川が見える世界的にも稀な環境を未来に繋ぎます。
第3条(統一景観の維持)平久保半島に進出する企業に対して、 看板の色、街灯の色、建物の高さを統一する事を推奨し、地域全体の景観を保護し平久保半島ブランドの創出を企業と共に目指します。
第4条(持続可能な地域発展) 自然環境と調和した持続可能な経済活動を推進し、地域の発展に寄与します。
第5条(地域住民の利用権保護) リゾート開発により地元住民が排除されることなく、地元の方々が生活道路や海岸を自由に利用できる権利を守ります。
第6条(歴史・文化の保護) 平久保半島の歴史と文化を継承し、その保護を通じて地域の文化遺産を守ります。
第7条(騒音対策) 平久保半島の自然環境と住民の生活環境を守るため、過度な騒音を発生させないよう取り組みます。
第8条(暴力団等の排除)平久保半島の自然環境と景観保護活動において、暴力団およびその関係者の関与を一切排除します。地域の安全と安心を確保するために、関係機関と協力し暴力団等の排除を徹底します。
第9条(事業者の認定)平久保半島の地域住民と共に平久保半島の自然環境保護に努める事業者やツアーガイドを認定します。認定制度を導入する事で地域に根付いた事業者を保護し、悪質な事業者の排除を徹底します。
第10条(水資源の確保)平久保半島では今でも水道水と別に生活用水として使われている地下水資源があります。今後想定される大規模開発に伴う地下水資源の異常利用を阻止し、地下水資源を保護します。
この憲章を基に、私たち平久保半島の住民は、美しい自然環境と星空を未来に残すために協力し合い、持続可能な地域社会を築いていきます。
平久保半島自治協議会