協議会の始まりと経緯!平久保半島にある5つの公民館長が集結!
2024年7月12日 久宇良公民館にて、平久保半島共同憲章設置に向けて話し合いをスタート!
久宇良公民館長前田さん、平久保公民館長伊波さん、平野公民館長中村さんの代理太朗さん、明石公民館長仲里さん、伊原間公民館長比嘉さん、吉田サバニの吉田さん、流れ星の丘星空ツアーの新垣
五公民館の長が集結した理由
コロナが明けで石垣島の観光業の急速な回復で、今まで石垣島の中でも大きなリゾートホテルが一軒もないこの平久保半島に、多くの新しい事業者の参入やリゾート開発の強化申請が平久保半島で同時に複数提出されていつ事について情報の交換を行った。
平久保半島の未来はこの土地に責任がある地域が決める
このまま何もせずに外部の企業の参入や開発が行われると、この地域の良さを見誤った方向に平久保半島が進み、観光ブームが去った後は、捨てられるように廃墟が残る無残な地域にならないかと危機感を感じた各公民館の長は危機感の共有を確認した。
だた観光ブームでこの土地でビジネスをすると儲かるからと、来る業者は儲からなくなったら、簡単にこの場所を捨てて次の場所に移るだろう。しかし、この土地を先代から受け継ぎ、守り、その次の世代に価値を上げて渡そうと考えているこの地域の人たちとは、その責任の重さは計り知れない。
公民館の範囲を超えて平久保半島の価値を守り築いていく為に
近年、平久保半島のには多くの観光客が訪れるようになってきている。それは石垣島の中でも明確に豊かな自然が残る場所になっているからです。今や観光客は単なる作られたリゾート地や観光名称に足を運ぶのではなく、何もないビーチ、何もない景観、人口の光がなにもない場所で見える星空に大きな感動を感じ求めている結果なんだと思います。これこそが平久保半島ブランドなのではないかと感じています。
身勝手なよそ者から守っていく為の共同憲章、そしてその先の条例設置に向けて
平久保半島の先輩たちは過去にリゾート開発や企業を誘致するために汗をかいてきた人たちも多くいることも事実です。しかし、バブル期のリゾート開発全盛期に出来た全国のホテルはいま廃墟とかし、無残に放置されて、景観を損ね、地域の価値を大きく下げている場所も多くあるのも事実です。タラレバな話ですが平久保半島は運よくリゾート開発から逃れたおかげで、満点の星空と豊かな自然景観が残るとても貴重な場所になっていると思っています。特に星空の環境は平久保半島独特の立地的な影響もあり、世界的に見てもこのような場所は非常に貴重な場所になっていくと考えています。
この環境を残す為の確実な方法は条例を作って規制することですが、いきなり条例の設置はハードルが高く行政も簡単に動いてくれないでしょう。
石垣市や石垣市議会が独自の条例設置に向けて動き出すにはこの平久保半島全体の住民の総意が必要です。
その総意をみえる形で作るのが平久保半島共同憲章です。